INNOVATION

環境問題や食糧問題、さらなる医療の進歩など、
様々な問題に対して
化学と生物学の視点から解決する。

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環境問題や食糧問題、さらなる医療の進歩など、様々な問題を“化学と生物学の視点”から解決する

分子生物学、生物物理学などの専門科目により、細胞や遺伝子、タンパク質を扱うバイオテクノロジーに関する基礎的能力が身につきます。また遺伝子工学、タンパク質工学、細胞工学、微生物工学、酵素工学などの専門科目により、生命現象の探求と、生命工学の先端技術を開発するために必要な基礎的能力が身につきます。

  • バイオテクノロジー

    Biotechnology

    バイオテクノロジーは、生き物が持つ力をうまく利用し、健康を保ち、環境を整え、食糧や資源・エネルギーを作り出す、私たちの生活に欠かせない技術です。古代のビールやチーズといった発酵技術から始まり、現代ではバイオ医薬や医療診断機器、環境に強い農作物の品種改良、トウモロコシからのバイオ燃料や環境に優しい生分解性プラスチックなどが作られてきました。今後さらに重要となる、高齢化や感染症・難病の克服、食糧問題、環境の悪化や資源の枯渇等の地球的規模の諸問題を解決する新しいバイオ技術を創出し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

  • バイオ創薬

    Biopharmaceutics

    バイオ創薬は、バイオテクノロジーを用いて医薬品を開発する新しい技術です。従来、低分子化合物を用いた創薬が大半を占めていたが、近年では、筋ジストロフィーの治療薬としてのアンチセンス医薬などの核酸医薬、リウマチの特効薬となった抗体医薬に代表されるタンパク質医薬や難治性がんの有効な治療法としてのCAR-T細胞医薬など副作用の少ない画期的なバイオ医薬品が次々と生み出されています。今後さらに重要となる、未だ治療法が確立されていない難病を副作用なしに治療できる、次世代のバイオ医薬を創出し、人類の健康と福祉の向上への貢献を目指します。