環境反応工学
機能性物質が形成する膜表面は、それらの機能が濃縮された場と考えることができます。表面プラズモン分光をはじめとする表面分光の技術を利用して、ナノ薄膜の界面で起こる吸脱着・酸化還元反応・分子認識反応などの様々な現象を、他の分光法や電気化学法と組み合わせてリアルタイムで計測し、現象の起源を解明していきます。
また、メタン化、エネルギー変換、抗菌等各種効果の促進を光エネルギーで支援するため、局在型表面プラズモン共鳴を発現する金属ナノ構造体と各種素材とを組み合わせた複合体材料開発や機能の実証を実施しています。
(教授)アズハ ウッディン (教授)福田 伸子 (助教)中原 望 (助手)西村 典子