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2024-10-24

総合技術部が「津高牧場体験〜牛について学ぼう〜」を開催

 本学技術統括管理本部を構成する組織のひとつである総合技術部は、10月20日に小学4年生〜中学生を対象とした「津高牧場体験〜牛について学ぼう〜」を本学津高牧場(岡山市北区日応寺)で開催しました。事前申込の親子8組16名が参加しました。
 機器分析・動植物資源技術課(農)・青山哲也技術主任が講師を務め、学術研究院環境生命自然科学学域(農)の畑生俊光教授にもご協力いただきました。
 牧場体験の冒頭、田村技術長から参加の御礼とともに「小さなことでも科学に興味を持って欲しい」との挨拶がありました。続いて、青山技術主任による牛についての講義があり、和牛の種類に関してや岡山大学津高牧場での和牛育成についての説明を受けました。その後、放牧地へ向かい、背丈ほど伸びた飼料畑の様子を観察しました。当日は天候にも恵まれ、広い放牧地の周りを歩き、青山技術主任の呼びかけに応じて牛が走ってくる様子を観察しました。途中には、脱走した牛を放牧地に戻す様子も間近で観察することができました。道のそばに実っているアケビや落ちているドングリなど、秋を感じる風景も楽しみました。
 小休憩の後、牛舎へと向かい、子牛の鼻紋採取体験を実施しました。最初は大勢の人に囲まれ落ち着きのない子牛に近づくのを躊躇する場面も見られましたが、子牛も徐々におとなしくなり、全員無事に2頭の子牛の鼻紋を採取し比較することができ、鼻紋がそれぞれ固有のものであることを学びました。また、血統の重要性や子牛の命名の仕方についても聞くことができました。最後に家に帰ってからの諸注意を聞き、解散しました。県外からの参加者もおり、貴重な牧場での体験となりました。
 今回、講師を務めた青山技術主任は「この体験を通して牛や畜産、大学の農場について興味を持ってもらい、未来の農業者や研究者になるきっかけになれば」とコメントしました。
 同部の地域貢献・科学啓発活動は、本学工学部の共催により実施しており、今後も子どもたちが楽しく科学に触れられるテーマを取り上げ、出前実験や学内施設を利用した体験教室を継続的に実施します。引き続き、地域中核・特色ある研究大学として共有共創を進める岡山大学にご期待ください。

【本件問い合わせ先】
岡山大学総合技術部出前実験ワーキンググループ
E-mail : tech-demae◎okayama-u.ac.jp
  ※◎を@に置き換えてください。

HP:岡山大学総合技術部

講義の様子

放牧地へ向かう様子

放牧地での説明

鼻紋採取の様子