2024-11-26
総合技術部が第3回和気科学フェスティバルに出展
本学技術統括監理本部を構成する組織のひとつである総合技術部は、11月24日に学び館「サエスタ」で開催された「第3回和気科学フェスティバル」に出展しました。同フェスティバルは株式会社中国銀行和気支店の主催のもと、和気町と和気町教育委員会が後援し、今年で3回目の開催となります。
午前中は、岡山理科大学石垣忍特担教授による「ゴビ砂漠 恐竜調査最新報告~恐竜はこうして掘る~」と題した講演があり、午後から同部の出前実験教室が開催されました。総合技術部の技術職員だけでなく、岡山県立和気閑谷高等学校の生徒4名もボランティアとして参加し、参加者の子ども達に楽しく安全に科学に触れてもらえるよう協力してくれました。
総合技術部は初回から出展しており、今年度は昨年に引き続き「万華鏡を作ろう!」、「入浴剤を作ろう!」の2テーマ、それから新たに「星箱を作ろう!」、「ストローとゴムで作ってみよう!」の2 4テーマで実施しました。「星箱を作ろう!」では、中に仕込んだLEDで側面の惑星の写真が光って見える箱を作りました。部屋を暗くすると本物のように光って見え、参加した子ども達の歓声があがっていました。「ストローとゴムで作ってみよう!」は4~5㎝に切ったストローと輪ゴムを使って多面体を作りました。子ども達は好きな色のストローを組み合わせて、黙々と形を作りあげていました。時間内であれば全てのテーマを体験することができ、参加した子ども達は家族や友達と相談しながら思い思いにブースを回り自分だけの作品を作っていました。
「星箱を作ろう!」のテーマを担当している藤原貴生技術専門職員は「子ども達が工作しているときに、ちょっとしたこつなどを助言したりしましたが、そういったことを体験を通して子ども達が学習できるのは、総合技術部らしくて良いなと思いました。」とコメント。
総合技術部の地域貢献・科学啓発活動は本学工学部の共催により実施しており、学内だけに限らず、学外のイベントでの共催などさまざまな場面で開催しています。特に次世代を担う子どもたちが楽しく科学に触れ、科学をより身近に感じることのできるテーマを精力的に実施しています。今後も地域中核・特色ある研究大学:岡山大学と総合技術部の技術職員らの活動にご期待ください。
【本件問い合わせ先】
岡山大学総合技術部 出前実験ワーキンググループ
E-mail : tech-demae◎okayama-u.ac.jp
※◎を@に置き換えてください。
総合技術部HP
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万華鏡作りの様子
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入浴剤作りの様子
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星箱についての説明を聞く様子
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ストローとゴムで多面体を作る子ども達
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集合写真