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2025-07-11

総合技術部が岡崎嘉平太記念館「令和7年度わくわく科学塾」に出展

 本学技術統括監理本部を構成する組織のひとつである総合技術部は、74日(金)にきびプラザ(岡山県加賀郡吉備中央町)で開催された「岡崎嘉平太記念館令和7年度わくわく科学塾」に出展しました。2025年に10校中9校が3校に統合され、全4校となった吉備中央町の小学校から約50人が集まり、科学に触れる体験をしました。
 総合技術部から「ペットボトル万華鏡を作ろう」「クロマトアートでしおりを作ろう」「入浴剤を作ろう」「スライムで遊ぼう」「人工いくらをつくろう」「星箱を作ろう」「ストローとゴムで作ってみよう」「コマ回し」の8テーマを出展し、子ども達は時間中に1つでも多くのブースを周れるよう、友達と相談しながら時間いっぱい楽しんでくれました。
 「ペットボトル万華鏡を作ろう」では、事前にペットボトルをカットしたり、工作センターの機器を使用した治具を利用したり、テーマ担当の工夫で低学年の子どもも安全に、限られた時間の中でも多くの子ども達が作ることができました。「クロマトアートでしおりを作ろう」では、慎重にスポイトを使う姿や水性ペンの色が分かれて広がる様子を見て驚く子ども達の表情が印象的でした。「入浴剤を作ろう」や「スライムで遊ぼう」「人工いくらをつくろう」は子ども達に大人気のテーマで、今年も多くの子ども達が殺到し、化学反応による不思議に触れることができました。「星箱を作ろう」では、手のひらサイズの宇宙を、目を輝かせて覗く姿が印象的でした。「ストローとゴムで作ってみよう」は、低学年の子には難しかったようですが、多面体を完成させようと奮闘する姿を見ることができました。「コマ回し」では、色を塗った紙を貼り付けたコマを回してもらうため、回っている時とそうでない時の色の違いを楽しんでもらえました。
 今回初めて地域貢献活動に参加したテクニカルリサーチャー(TR)の涌水庸史さんは、「子どもたちが描いた模様を駒に貼り付け、回転させるとどのような模様が見えるのかという体験をさせていただきました。子どもたちが予想した模様と違う模様になって驚いている様子が印象的で、そのような驚きが科学に興味を持つきっかけになってほしいと思います。」とコメントしました。
 総合技術部の地域貢献・科学啓発活動は本学工学部との共催で、学内に限らず学外も含めさまざまな場面で開催しています。特に次世代を担う子ども達が楽しく科学に触れ、科学をより身近に感じることのできるテーマを精力的に実施しています。今後も地域中核・特色ある研究大学:岡山大学と総合技術部の活動にご期待ください。

【本件問い合わせ先】
総合技術部 地域貢献ワーキンググループ
E-mail:tech-demae◎okayama-u.ac.jp
    ※◎を@に置き換えてください。
総合技術部HP

田村義彦部長の挨拶

スライムで遊ぼうの様子

星箱を作ろうの様子

集合写真