2025-07-29
伏谷健太郎さん(工学部3年生)が所属する学生チームCopainが、国際労働機関(ILO)主催「ILOユース・コングレス ピッチコンテスト」決勝で発表!
7月17日、本学医学部保健学科生が主体の学生チーム「Copain(コパン)」が、大阪・関西万博会場内のEXPOホール「シャインハット」で開催された、「ILOユース・コングレス ピッチコンテスト」の決勝に出場しました。工学部からは、ロボティクス・知能システムコース3年の伏谷健太郎さんが参加しました。
このコンテストは、国際労働機関(ILO)が主催する国際的な教育イベント「ILOユース・コングレス」の一環として実施され、高校生・大学生のチームが「健康で安全に働く権利」についての事前研修を経て、「職場の健康・安全・ウェルビーイング」を推進する提案を英語でプレゼンテーションするものです。
Copainの提案タイトルは「学びで紡ぐ尊厳と健康。民間主導の新たなセーフティネットを世界に」。在日外国人労働者や障がいのある方、精神疾患のリスクを抱える方を主な対象とし、社会的孤立や就労困難の解消を目指すプロジェクトについて、ピッチを行いました。会場には、那須保友学長や、横井篤文副学長(グローバル・エンゲージメント担当)、そして本学学生約30人が応援に駆けつけ、Copainの勇姿を見守りました。
審査員からは、「医療を学ぶ学生ならではの視点が生かされていて、労働現場における心身の健康を考えるうえでも重要な提案だった」「社会全体で人とのつながりが希薄になりつつある今、再び人と人との関係性を築くことで、働く人に力を与えるという点が印象的だった」といったコメントが寄せられました。
(参加した伏谷さんのコメント)
今回は、メンバーをサポートする形での同行となりましたが素晴らしいイベントに参加できてとてもいい経験になりました。他大学やゲストの発表を含め、テクノロジーの力で労働環境や働きやすさを創出していくそんな未来のために工学部での学びをより一層深めていきたいと思います。また作るだけではなく、いかに実装していくのか。この重要性に気づき、学びのあるいい機会になりました。
イベントの詳細はILOのウェブサイトにも掲載されていますので、ぜひご覧ください。
https://www.ilo.org/resource/news/young-voices-champion-safer-and-healthier-workplaces-expo-2025

Copainのメンバーで記念撮影(写真右端が伏谷さん)

ピッチ登壇チームと審査員の集合写真
【本件問い合わせ先】
研究・イノベーション共創管理統括部社会共創課
TEL : 086-251-8491
E-mail: SDGs◎adm.okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。