岡山大学工学部工学科情報工学先進コース 学部案内
岡山大学工学部工学科情報工学先進コース 学部案内

News

トップページ   お知らせ   岡山学芸館高等学校で高校生向けに「理系の魅力を知る講演会」を開催~工学部工学科の岡部孝弘教授が登壇し、理系の魅力を伝える~

2026-08-20

岡山学芸館高等学校で高校生向けに「理系の魅力を知る講演会」を開催~工学部工学科の岡部孝弘教授が登壇し、理系の魅力を伝える~

情報工学コースの特長をスライドで分かりやすく解説する本学の岡部孝弘教授

岡部教授が語る「数学は裏切らない」という言葉に真剣な表情でメモを取りながら聴き入る岡山学芸館高等学校の生徒たち

説明会の終了後も岡部教授に熱心に質問を重ねる岡山学芸館高校の生徒

 7月16日、岡山学芸館高等学校(岡山市東区)において、文理選択を控えた同校の1年生約300人を対象に、「理系の魅力を知る講演会」を開催しました。当日は、情報工学先進コース長を務める岡部孝弘教授が登壇し、工学の果たす社会的役割や、本学ならではの充実した教育・研究環境について講演しました。
 岡部教授は自身の専門である「画像認識」における最先端の研究や産学連携の事例をスライドで分かりやすく紹介しました。続いて、工学部工学科の4つの系と11コースを紹介。2年進級時に各コースに配属される仕組みを説明するとともに、推薦入試を利用した大学院へのスムーズな進学により、学部から修士課程までの6年間を一貫して学べる「情報工学先進コース」などのメリットを解説しました。
 また、少子化が進む現代社会において工学系人材に対する企業の期待は極めて高く、就職状況は極めて良好であることもデータとともに示しました。特に女性エンジニアの活躍を推進する社会的な産休・育休制度の整備状況や、卒業生の活躍について触れ、工学部が女性技術者の育成を積極的に推進している現状を説明しました。
 講演の終盤、岡部教授は文理選択や今後の学習に向けた心構えとして「数学は裏切らない」という言葉を贈りました。数学は時間をかけて基礎から丁寧に努力を積み重ねれば必ず点数に結びつく教科であることを説き、現在の得意・不得意だけで諦めず、自分の興味や将来やりたいことを大切に、最後は自らの意志で進路を決断するよう励ましました。さらに、研究資金の獲得や論文作成においては高い語学力や文章表現力が必要となるため、理系であっても国語をはじめとする各教科をバランスよく、まんべんなく学ぶことが大切であるとアドバイスを送りました。
 講演後の質疑応答では、生徒から「文理どちらも得意ではない場合の判断基準」や「就職後に因数分解を実際に使うのか」といった疑問が寄せられました。これに対し岡部教授は、因数分解そのものだけでなく論理的思考力を養う過程が重要であることや、興味を引かれる分野であればおのずと能力は伸びるため「嫌いではないこと」を大切にしてほしいと温かく回答しました。
 受講した生徒からは、「私は数学が苦手ですが、数学は裏切らないという言葉で少しずつがんばろうかなと思いました」、「今の成績だけで考えるんじゃなく、これからの将来の事も考えながら文系か理系のどちらにいくか選択しようと思うことができました」といった声が寄せられ、岡部教授の講演が確実に生徒の皆さんに受け入れられていることが実感されました。
 プログラム終了後も、多くの生徒が質問のために岡部教授のもとへ詰めかけるなど、岡山学芸館高等学校の生徒の皆さまの非常に積極的で探究心に満ちた姿勢が深く印象に残る講演会となりました。

〈写真提供:岡山学芸館高校〉

【本件問い合わせ先】
工学部工学科 情報工学先進コース コース長
教授 岡部孝弘
Eメール:okabe◎okayama-u.ac.jp(※@を◎に置き換えています)