2026-09-14
国立台湾大学,ウガンダ・マケレレ大学と教育交流プログラムを実施
工学部環境・社会基盤系環境マネジメントコースは8月31日~9月4日、「OU course in the NTU-MAK-OU Exchange Program: Research Experiences in the field of SDGs Field Environmental Science」(以下、岡山大学コース)を開催しました。今回のプログラムには、環境マネジメントコースの2年生9人が参加し、国立台湾大学(NTU)からは学部生12人と引率教員の張峰勲(Chang Feng-Hsun)助教、事務職員の吳采玲(Wu Cailing)さん、マケレレ大学(MAK)からは学部生3名とSam Cherotich助教が来学しました。
開講式では、高橋規一工学部長による開催のあいさつの後、西村伸一環境マネジメントコース長によるコース紹介、本学大学院生による岡山の文化紹介が行われました。参加学生は8講義(講師:前田守弘教授、宗村広昭教授、森也寸志教授、橋口亜由未准教授、工藤亮治准教授、柴田俊文准教授、哈布尓助教、勝原光希助教、原田英典京都大学准教授)を聴講し、ラボツアーでは、最先端の研究活動に触れました。研究発表会では、講義やラボツアーで学んだことを他のグループや教員に向け紹介しました。また、フィールドトリップでは、児島湾締切堤防耐震工事の現場を訪問し、農林水産省中国四国農政局岡山南土地改良建設事業所の張谷俊二次長と佐藤成係員から、締切堤防耐震化工事の概要説明を受けた後、工事現場を見学しました。さらに、丸亀幹線水路、満濃池、小津守池水路を訪問し、同農政局四国土地改良調査管理事務所の矢島明課長及び株式会社ウエスコの齊藤光男氏から、農業水路における環境配慮工法や水生動物保全、世界かんがい施設遺産である満濃池の概要などについて説明を受けました。
また、岡山大学コースに先立ち、8月10~14日には、NTUコースが台北で実施され、本学からも岡山大学コースに参加した環境マネジメントコースの9人が参加しました。NTUコースでは、開会式、キャンパスツアーの後、不飽和土壌水浸透、流域管理・モデリング・分析、土壌環境における温室効果ガス排出と炭素隔離、建築環境における気候変動対策、確率論的斜面安定性リスク分析、循環経済技術と二酸化炭素除去、水資源管理とシステム動態モデル、都市下排水と流体力学シミュレーション、水域における生物多様性と生態系機能・サービスなどの講義を受けました。また、Pinglinの茶園灌漑管理システムを見学し、座学で学んだことの応用事例を見学しました。
本活動を通して、両大学の学生は環境研究の考え方や他大学の最新研究成果などについて学ぶとともに、他国の学生と英語でコミュニケーションできる楽しみを感じることができた様子でした。また、工学部や環境生命自然科学研究科がこれまで取り組んできた教育研究活動の成果をアピールする機会となったことにより、今後の教員・学生交流や共同研究についても議論を進めることができました。これを契機に、工学部環境マネジメントコースでは、学生および教員の海外交流をより一層活発に進めたいと考えています。
本交流事業は2022年度から毎年実施している双方向プログラムで、株式会社ウエスコから支援を受けています。また、岡山大学コースの実施ではJSTさくらサイエンスプログラムの支援を受けました。ここに感謝申し上げます。詳しい情報は下記URLをご覧ください。
https://sites.google.com/view/ou-ntu-mak-sakura/ou-course
https://sites.google.com/view/ou-ntu-mak-sakura/ntu-course
【本件問い合わせ先】
工学部環境・社会基盤系環境マネジメントコース 前田守弘・橋口亜由未
TEL: 086-251-8993

岡山大学コースの集合写真

小津守池水路の生態系配慮施設を見学した様子

NTUコースで講義をうける様子

台湾で茶園の灌漑管理システムを見学



