2025-06-03
総合技術部が日ようび子ども大学inライフパーク倉敷に出展
本学技術統括管理本部を構成する組織のひとつである総合技術部は、6月1日に大学コンソーシアム岡山が主催する「日ようび子ども大学inライフパーク倉敷」に出展しました。今回で12回目の実施となる「日ようび子ども大学」が、ライフパーク倉敷(倉敷市福田町)にて開催されました。岡山県内の16大学がそれぞれの教育研究活動を集約し、市民と大学のつながりを深めることを目的とし、実験や工作、音楽、語学、スポーツなど、作ったり、ふれたり、遊んだり、楽しみながら学べるよう様々なブースを出展しました。イベント全体での参加者数は1,993人(子ども 1,068人、大人 925人)にのぼり、多くの参加者に楽しんでいただくことができました。
総合技術部からは、午前は「ペットボトルでつくるキラキラ万華鏡」、午後は「シュワシュワ入浴剤をつくろう」の2テーマを出展し、午前午後あわせて148人の子ども達と137人の保護者にお越しいただきました。午前の「ペットボトルでつくるキラキラ万華鏡」では、ハサミを使う場面もあることから参加者3~4人に対し2人のスタッフを配置し、安全に十分配慮しました。また工作機械や3Dプリンターを使って製作したパーツを用いることで、小さなお子さんでも上手に製作できるよう総合技術部ならではの工夫を取り入れており、技術力が詰め込まれたキラキラ万華鏡はお子さんだけでなく保護者の方からも大変喜んでいただけました。午後の「シュワシュワ入浴剤をつくろう」では、より多くの参加者に楽しんでいただけるよう整理券での参加者の制限を設けず、時間中は席が空き次第随時受け入れるようにしました。子ども達は、重曹とクエン酸、食用色素をまんべんなく混ぜる作業や、スポイトを使って適量のエタノールを量り取る作業に、苦戦しながらも実験ならではの作業を楽しんでいました。
本イベントに初参加した同部機器分析・動植物資源技術課の北條優子技術専門職員は「万華鏡作りでは、3Dプリンターで作った箱の上にペンを置くと目的の部分に真っすぐ線を引くことができてすごい!と子どもが感心していたり、ぴったりペットボトルに入るアクリル部分はレーザーで切ったのですか?と保護者の方に感動いただけたりと準備した工作センターの技術力を伝えることができました。また、入浴剤作りではお料理みたいで楽しいと、科学に触れる楽しさを感じていただけた一日になったのではないかと思います。」とコメントしました。
総合技術部の地域貢献・科学啓発活動は本学工学部との共催で、学内に限らず学外も含めさまざまな場面で開催しています。特に次世代を担う子ども達が楽しく科学に触れ、科学をより身近に感じることのできるテーマを精力的に実施しています。今後も地域中核・特色ある研究大学:岡山大学と総合技術部の技術職員らの活動にご期待ください。
<参考>
(昨年度)総合技術部が大学コンソーシアム岡山主催「令和6年度日ようび子ども大学in京山祭」に出展~地域の子ども達にワクワクをお届け~
【本件問い合わせ先】
総合技術部 地域貢献ワーキンググループ
E-mail:tech-demae◎okayama-u.ac.jp
※◎を@に置き換えてください。
キラキラ万華鏡製作の様子
入浴剤製作の様子
受付の様子
集合写真