細胞機能設計学
タンパク質リン酸化・脱リン酸化反応は細胞内シグナル伝達における中心的な役割を担っており、これを触媒するタンパク質リン酸化酵素の機能破綻はがんをはじめとした様々な疾患をもたらします。本研究分野ではタンパク質リン酸化酵素の分子レベルでの構造・機能解析とそれに基づいた細胞内カルシウムシグナル伝達機構の解明と創薬開発を行っています。また、免疫系における抗体産生機構に着目し、独自の解析系の構築や新規技術の開発により、抗体産生機構や抗体作製技術についての新機軸を打ち出しています。
(教授)德光 浩 (助教)曲 正樹 (助教)大塚 里美